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2008年11月24日 (月)

人の思考を誘導する。

人が何を考えているかなんて分からないし、 160_p704i_4
人を思いのまま動かすというのは難しい。だけどある程度誘導することは出来るらしい。思考誘導というものだ。それならば誘導して誘導してゴールまで連れて行けば思い通りの結果が出るのでは?頑張って誘導して僕の思い通りの考えになってもらおうじゃないか。

実際思い通りに誘導できていたとしても頭の中の状況はわからない。なのでそれが一番素直に出るであろうポエムという形で表現してもらおうと思う。僕の思い描いたポエムと同じポエムを書いたならばそれは思考を誘導できたといえると思う。大げさに言ってますがさぁどうなるでしょうか。

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・まずは適当にポエムを書く。

冬が向かってくる。寒いなぁ
秋はどこへ行ったんだろう
いつ秋から冬にバトンタッチしたんだろう
バトンタッチする時だけだね会えるのは
また会えるのは来年だ
上手くやっていくさ
コタツにココアにあったかシチュー
寒くなれば温かくする
暑くなれば冷たくする
みんなどこかでバランスを取ってる
何がダメで何が良いなんて事は無い
上手くやっていけるさ

うん、よくわからない事になったけどノーテーマでこんなポエムを書いた。僕の友人にこのポエムと同じものを書かせることが出来れば成功、挑戦だ。わかりやすいようにこれからこのポエムのことを秋ポエムと呼びます。

友人には紅葉を観に行こうと言っている。そして事あるごとにポエムを書くポエム旅と伝えてある。本当は誘導旅だ、秋ポエムを書かせてやる。



・まずは何もしていない状態で書いてもらう。

手始めに出発時の気持ちをポエムを書いてもらう。今は何の誘導もしていないので彼女本来のポエムが書きあがる。
彼女にだけ書かせると怪しまれるので僕も書く。これが恥ずかしい。ニヤニヤしてしまう、それを通行人が見て更に照れ隠しにニヤニヤ、そんな状況だから通行人は見る。照れ隠しにニヤニヤ。ニヤニヤの無限ループが発生。これは危険だ。早く書き上げねば。

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ハミィさん。スケッチブックを持参。やる気満々。

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ポエムを書く。国道沿いで書く。

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書けた。恥ずかしながらもうれしそう。


それでは一発目の、ナチュラルなポエムをどうぞ。


つめたい朝です。
昼です。
こんな冷たい日に
旅が始まります。
あったかくなってください。
おなかがすきました。
風を食べます。
いってきます。

出発のポエム  ハミィ



これが彼女の作品。思いをストレートに表現している。つめたい朝と書いた後に、あ、そう言えばもう12時だったわ、じゃあ昼です。と、寒いから暖かくなってくれと。その直球勝負の中に「風を食べます」ここで急に詩的な表現が。才能の片鱗が見える。このストレートな感情、才能と僕の誘導力の戦いだ。どこまで秋ポエムに近づけることが出来るのか。


・出発

この日は11月後半で関西では紅葉の見ごろを迎えているようで、紅葉の名所、箕面公園に向かった。と、着くなり凄い人だかり。いつもは閑散としているのに今は観光客でごった返している。こんな中でポエミングか…とちょっと気が重くなった。

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箕面駅前、いつもは学生くらいしかいない

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箕面公園へ続く道。凄い活気。


いつもは開いていないお土産屋さんもどこも開いている。綿あめや林檎飴を売っていたりフリーマーケットのようなものをしていたりもう本当に祭りの様相だ。

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土産物屋さん、一匹350円、走るよ!!あまり走って欲しくない

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何が売りたいのか分からない。見失っている感じがする。

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フリーマーケットのようなこと。かばん200円、漫画は10円だった。破格。

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ゴルフボールとラケットセットで300円。見失うどころか間違っている。


そんな中でも地に足つけてがっちり押し出してものがある。箕面名物もみじの天ぷらだ。赤く色づいたもみじを塩漬けにした上で甘い衣で天ぷらにしているのだ。カリカリでゴマの風味が効いている。衣が厚く、固くて天ぷらというよりもせんべいのようだ。そして中に入っているもみじがシャクシャクと気持ちいい歯ざわりで美味い。

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お願いすれば揚げたてを袋に詰めてもらえる。

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揚げたてで凄いサクサクしている

と、普通に観光しているようだが観光しながらも実は僕、思考を誘導していたのだ。


・思考誘導法その1

仮定形で話をして現実と仮定をごちゃ混ぜにしてしまえ。
分かりづらいので実際に例を出してみよう


A「もし宝くじ当たったら私に何かプレゼントしてくれる?」
B「うーん、~をプレゼントしてあげるよ」
A「ほんとにー、ありがとう。じゃあ(さっきより安いもの)も欲しいな」
B「いいよ。それなら買ってあげるよ」
A「凄いうれしい。いつ買いに行く?」


こんな感じだ。始めに宝くじが当たったらという仮定で話をはじめたのにプレゼントについて考え出すとBさんは仮定と現実がごちゃごちゃになってプレゼントをするという意識になってしまっているのだ。どーん、どうだ
この方法を使い、僕も誘導していたのだ。まずはこの部分を押し出してみた


冬が向かってくる。寒いなぁ
秋はどこへ行ったんだろう
いつ秋から冬にバトンタッチしたんだろう



僕「寒いね。もし上まで登ったら冬だったらどうする?」
ハ「寒い」
何だその答え。確かに寒いかも知れないけどそうじゃないだろう。僕は負けない。
僕「もし冬が来てるとしたらさ、秋はどうしてると思う?」
ハ「もみじの天ぷらおいしいね」


成り立ってない…会話が上手く出来ない。困ったな。と思っているときに箕面公園の入り口が見えたので到着のポエムを書く。さっきの誘導の効果はあるんだろうか。

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公園入り口到着。駅から15分くらい。

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人の目を気にせず書く。結構注目される。

と、そんな中書き上げたポエム第二弾、到着のポエムがこれだ。

真っ赤なおててを
食べました。
あまくてバリバリ食べれます。
みどりやきいろも
おいしそう。
もみじの天ぷら
オススメです。

到着のポエム  ハミィ



ダメだった。やっぱり全然誘導できてなかった。もみじの天ぷらに夢中だよ。
でも第一弾と比べてもみじを手に例えたりして少しひねっている。「書くんだったら上達しなきゃ」などと初めの照れが無くなってやる気が出てきてる。
でも僕の目的は秋ポエムを書いてもらうことだ。あまり上達されても困る気がする。とりあえずもみじの天ぷらを隠してやった。そして次の方法はこれだ。


・思考誘導法その2

第三者から聞いた話は信憑性が増す。
人の噂などは突拍子も無いことでも広まって信じられていることが多い。それは周りの人が言っているとみんなが言っていると思い、みんなが言っているなら…と信じてしまうためである。
これを使って下の部分を意識させポエムに取り入れるようにさせる。


バトンタッチする時だけだね会えるのは
また会えるのは来年だ



僕「へー、そうなんだー」←演技派
ハ「え?何が?」
僕「今横を歩いていたおじさんの話が聞こえたんだけど、紅葉する時って秋と冬が一緒にいるときなんだって」
ハ「そうなんだ。凄いね」
僕「今、凄く紅葉してるから一緒に過ごしてるんだろうね。次いつ会えるんだろうね」
ハ「今終わったら来年かな」


なんだかロマンチックな言い回しになってしまった。恥ずかしいぞこれは。でも信じてる。効果アリだ。来年とも言ったぞ、期待できる。この話を続けながら歩いていく。この日は本当に紅葉していて、それだけにこの話の効果も上がる。これは期待できそうだ。

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本当に真っ赤だった。四季の凄さを感じた。

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赤、黄色、緑、葉っぱだけなのに色鮮やかな山。

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すごい人だかりが出来ている。僕たちも近寄ってみたら。

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猿だ!分かりづらいけど凄い近い。

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写真を撮ると怒った。「写真は事務所を通して!」


猿は動物園で見たことがあるが、離れているし、檻で仕切られてのんびりした姿しか見たことが無い。この猿たちは枝から枝へ飛び回り大きな声で叫んでいる。触れようと思えばすぐにでも触れられそうな距離だ。この距離で猿の身のこなしの凄さを初めて知った。人間が猿から進化したならばもう少しこの運動能力を残せなかったものだろうか。

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猿に夢中な猿。

ハミィも猿に興奮していて、ポエムを書こうと言い出した。しまった、猿のインパクトで全てを持っていかれる。僕が誘導してきたものが姿を現しただけの猿に…もう一度「あ、周りの人がね…」などと話してみるが聞く耳持たず、ポエムに集中してしまった。僕1人で空回りだ。くそう、猿め。

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猿をバックに考える。(分かりづらいですが木に猿がいます。)

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ということで完成。

つめたい空気の中で
真っ赤な葉だけ
あったかい。
そこだけメラメラ燃えている
さめた秋をあっためる。

道中のポエム  ハミィ



と、猿がどこにもでてこない、猿きっかけで始まったのに猿は出ず。言いだしっぺが仲間はずれみたいな状況だ。猿は出なかったものの僕の誘導も全く意味を成していない。紅葉の紅葉っぷりに心奪われたようだ。負けるもんか。次なる誘導法を食らわせてやる。


・思考誘導法その3

語尾につけてうつしちゃう。
引越しなどをして住む地方が変われば使われている方言も変わる。言葉遣いが変われば行動、考えなども変わってくる。関西弁は活発な感じだし、沖縄弁などはおっとりした感じだ。同じように言葉を語尾につけて印象に残すのだ。今回はこの部分をピックアップ。


コタツにココアにあったかシチュー


僕「紅葉綺麗だねー、あっちのほうとか凄いココアよ」
ハ「ホントだね。ん?ココア?」
僕「もうちょっとで着くかなーコタツ」
ハ「コタツが着く?買ったの?」
僕「ん?買ってないよ。ちょっとおなか減ったココアね」
ハ「(ニヤリ)そうだねー、何か食べたいココアねー」


来た。はまった。「はぁん、そういうことね。それぐらいお見通しよ」みたいな顔をして語尾にココアやらコタツやらシチューをつけるのをマネし始めた。フフフ…誘導されているとも知らずにココアココア言ってるぜ。とか思ってるとお店の軒先で鉄板を出して色々売っているところがあった。卵を載せてあるはしまき(お好み焼きのようなものをお箸に巻き付けてあるもの)が凄くおいしそうだ。おなかがすいたので購入しよう。

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軒先で鉄板焼き。真ん中の卵をかぶせてあるのがはしまき。


僕「その卵載ってんのおいしそうですね。」
おばちゃん「はしまきおいしいよー、買ってってー。」
僕「よし、じゃあこの卵の載ったココアちょうだい」
おばちゃん「は?このはしまき?買ってくれるの?」
関西のおばちゃんらしい、買ってくれるんなら優しくするけど冷やかしなら帰ってくれオーラだ。こういうときは引いたら負けだ。
僕「うん、そのココア一本買うココア」
おばちゃん「なによ、ココアってー、これでエエねんな」
僕「はい、そのココアください」
おばちゃん「はいはい、じゃあココア一本500円ねー」

ハ「いーなー、ココア」


手に入れた。箸に巻きつけられて卵を載せてソースを掛けたココア(はしまき)を手に入れた。ハミィもこれはココアとして認識している。なんならもう世界はココアだ。


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ココア(はしまき)500円。

このはしまき、お箸に巻きつけてあるのでアメリカンドックのようにそのままかぶりつくことが出来る。歩きながら食べることが出来てこういうときは便利なのだが食べ進んでいくと箸が長くて食べづらくなる。そういう時は。

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箸として使って食べる。初めから…とかいう突っ込みは不要。


ちょうどはしまきを食べ終えたくらいに着いた、箕面公園の一番の目玉。箕面大滝だ。
凄い人だかりだが滝に近づくと妙に静まり返っている。滝を見ていると不思議と落ち着いた気持ちになる。凄いな、滝。

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静かな滝。外人さんが池の手前で 踊ってた。

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滝の前でポエムライティング。かなりいい風景。

そしてここでポエムタイムだ。さっきまで語尾にココアココアつけてたのに滝を見た瞬間全く言わなくなってしまった。滝に清められたようだ。邪悪なものなのか、ココア。色んな壁が立ちはだかるけど超えろ。出来たポエムが下のものです。


白い糸がツラツラと
大きな器に落ちていく。
色あざやかなすきまから
のぞく白はつめたいです。
まわりの色が変わっても
ずっとそこにあるココア!!

到着のポエム  ハミィ



ココア!!出た、出たよココア。やっと思い通りになったココア。文章初めの白い糸がとか大きな器、色鮮やかな隙間など比喩表現盛りだくさんでお洒落に進んできたのに結局はココア。ココアって書きたかっただけだろうと思うかもしれないが、そう、僕の誘導によってココアを出すしかなかったのだ。実際は僕もビックリした。ただココアって言わせる大会みたいになってはいるが、方向性は間違ってなかったんだ。この調子で行こう!


・思考誘導方法その4

印象的な場面に言った言葉は心に残る。
説明は要らないだろう。同じ言葉でも印象的なことがあったときに言われた、言った言葉は心に残るものだ。それを利用するのだ。今回はこの部分を印象付ける。


寒くなれば温かくする
暑くなれば冷たくする



印象的な場面、うーん。そうそうあるもんじゃない。頻繁にあったら印象的じゃないもんな。どうしようか。と川遊びをしていた。その時ふと、こんな考えが。今僕がここで川に落ちたら印象的なのでは。その時発した言葉は心に残る、これだ。でも寒い…

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なぜかノリノリ。石の上をぴょんぴょん飛んでた。しかし…

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「寒いときは温かくーーーーー!!」

落ちた。頑張って落ちた。叫んだ。何回も叫んだ。かなりテンパって連呼しすぎたと思う。ペロスも初めは焦って心配してくれてたんだが、僕が何度も何度も寒いときは温かくー!と言うものでわけが分からず笑っていた。確かに川に落ちて寒いときは温かくってどういうことだよ。意味が分からないがそれが重要なのである。多分。
そこですぐにポエムを書いた。僕の体を張った小さな意味不明さはどういう形で現れるのか。ドキドキ。


ぱたぱたぱたぱた
バランスかんかく
いきおいつけて
ジャーンプ!!
不思議なセリフを  →「冷たいトキはあたたかく」
となえます。
ほんとにおかしな
ナイアガラ(僕の名前です。)

ハミィ


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川に座って読み上げる。

今回も成功したといって良いんじゃないだろうか。補足だが冷たい時は温かくという言葉が入っている。それがあってすぐという事が深く関連していて、ある意味では力技の部分があるけれどもこれで少しは見えてきたような気がする。
実際にその言葉を語尾につけたり、言ったりする。直接的な方が届くんじゃないだろうか。そしてその印象が薄れないうちにすぐに書いてもらう。これで考えを誘導できるのだ。よし、それを踏まえて次の方法だ。


・思考誘導法その5

常に目に付くところにおいて意識させる。
忘れやすいことは紙に書いて目に付くところに張っていたりして日常からそれを目にすることでそれが意識に深く浸透し、身につくのだ。今回はそれの応用だ。この部分を浸透させる。


みんなどこかでバランスを取ってる
何がダメで何が良いなんて事は無い
上手くやっていけるさ



ついに最後の部分までやってきてしまった。今までの部分はじわりじわりと染み付いているだろう。これで最後のとどめだ。箕面公園から帰ってきてカルフールのフードコートでコーヒーを飲んでいる今。いつもと変わらない時こそこうやって思考を誘導するのだ。

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バランス重視。僕はいつでもバランス重視

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更に僕は上手くやってるのだ。なのに誰もコッチを見ない。

これは目に付くし、印象に残るだろう。ペロスだけじゃなく周りの人もあぁ、この人はバランス重視で上手くやってるやつなんだなぁと思われたかも知れない。と思ったのだが誰もこっちを見ない。少しポエムを書き出すとじろじろ見るのに頭に紙を巻きつけると誰も見なくなる。その違いは何だ。境界線はドコだ。
写真を撮って自分で見てみたら上手くやってる人というよりもどうかよりもクイズ大会でボタンを押したら頭の札が上がる人に見えてきた。

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それでは第一問「箕面公園へ向かう道で大人気の…」

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ピンポーン!「ハイッ、そこのメガネの人!」

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僕「ハイッ僕メガネの人!」 上手くやってます。

なにがだ。なにちょっと嬉しそうな顔しちゃってるんだ俺。道を見失ってきた。これじゃダメだ。ポエムだポエム。さぁ書こう、意識に残っているうちにどんどん書こう。それで書けたのがこの作品。

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つめたいアイスに
あったか紅茶
ハミィの好きな組み合わせ
おそとはとっても寒いけど
今のハミィはほっこほこ

ハミィ



ダメだ。誘導も上手くいってないしポエムというかアイスと紅茶が好きって言ってるだけになっている。最後まで来てこの体たらく、どうしたもんだ。こうなったらもう最後で逆転だ。。

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ペロスも着けてみた。嫌そう。


・思考誘導法その6

勝手に印象を変えてしまう。
「あの時のAさんの慌てっぷりはおもしろかったよねー」などといった感じで誰にでも一つくらい面白エピソードや武勇伝のようなものはあるだろう。その話を何度もされるうちにどんどん話が広がって大げさな話になったり、無かったことまで付け足されていたりすることもあるだろう。さもそうであったかのように言われると徐々にそうだったんじゃないかなー。と思ってしまうのだ。
そう、思わせてやろう。事実を曲げるのだからかなり必死、ややもすると卑怯かも知れない。だが、これから書くポエムが今日の結果だ。結果を出してなんぼだ。秋ポエムを書かせてみせよう。では秋ポエムのおさらい


冬が向かってくる。寒いなぁ
秋はどこへ行ったんだろう
いつ秋から冬にバトンタッチしたんだろう
バトンタッチする時だけだね会えるのは
また会えるのは来年だ
上手くやっていくさ
コタツにココアにあったかシチュー
寒くなれば温かくする
暑くなれば冷たくする
みんなどこかでバランスを取ってる
何がダメで何が良いなんて事は無い
上手くやっていけるさ

これだ。このポエムのために動いてきた。なんならもっといいポエムを書いておけばよかったとか思ったりもするが、内容全て印象付けは出来ているはずだ。ちょっと思い起こさせればこのポエムを書くはずだ。さぁ勝負どころだ。

僕「今日一日のまとめポエム書こうか。今日一日のことを順番に思い出して。出発の時は寒かったね」
ハ「うん、寒かった。冬だと思った」
僕「そうだね、冬の装いだね。でも紅葉って秋だよね。秋から冬へ。年に一回の紅葉だココア。綺麗だったココアね」
ハ「そうだココアね」
僕「川に落ちた時は寒かったなぁ」
ハ「変なこと言ってたね」
僕「バランス重視なんだけど落ちたからね。上手くやってるんだけどなぁ。うーん書こうか」

どうだ、まとめたぞ。今日一日のこととポエムを上手く絡めて言いあげてやった。無理があるが、もうさっき僕が言ったことを続けて書けば完成だ。ゴールは目前だ。さぁ書くんだ。秋ポエムを書き上げるんだ。

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考える。結構真剣に考える。もう恥ずかしさなんてものは無い。

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出来た、今日の集大成だ。どうなった秋ポエム。


みんなの目を気にしながら
がんばってやりとげたポエム旅
もう頭の中は詩でいっぱい
これでいいネタかけますね、
さいしょは恥じらいあったけど
今じゃすっかり一人前
コトバえらびはおてのもの
日本語ってすばらしい
またしようねポエム旅
次はどこの詩をうたう?

まとめのポエム  ハミィ



ダメだ。全くダメだった。一致している部分一切無し、完敗だ。ハミィはポエムを楽しんだようだ。ポエムが上手くなってきている感じはするが、僕の目的は果たされなかった。実際ペロスの中で僕が誘導したことはどのくらい影響があったのだろうか。途中に書いた詩の語尾にココアと書いたことしか影響されていない感じもする。人の考えを誘導、コントロールするなんて僕には無理だったんだろうな。さっきまで書いた方法も僕独自の理論だから信憑性もあまり無いと思われます。みなさま、あまり信じないように。


・感想。

人の考えを誘導してみるというテーマで過ごした一日、同じものを見て、同じ時間を過ごしても感じ方、考え方が全然違う。僕も一緒に詩を書いていたんだけど内容は全く違うものが出来上がっていた。その切り口から来るのか!?などその違いが楽しい。同じ人間だけど違う人物。だから人って面白いんだな。考えを誘導してみるとかもう言わないよ、ジェニー。

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猿について書いたポエム。猿は凄いよ猿は。

僕もついでにポエムを書いてたんだけど書いていくうちに恥ずかしさが無くなってちょっと凝った目線とか言い回しとか考え始める、簡単に言うと調子に乗っちゃう。今読み返すと恥ずかしいけど楽しい。そして一番最後にまとめポエム書いた時に僕は秋ポエムを読み上げてみた。「今日あった事を書いてるだけじゃん」って言われた。うーん、どうなんだろう、良かったのか悪かったのか。でも分かったのは、ポエムは楽しい、ポエムいいよポエム。

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